「日雇い派遣」原則禁止へ

日雇い派遣について舛添要一厚生労働相は「気持ちから言えばやめる方向で考えるべきではないか。かなり厳しい形で考え直すべきだ」と述べ、原則禁止の方向で検討する考えを明らかにしました。

派遣をなくすことには賛成。
今回舛添さんは秋葉原の事件を受けて、世論に添った発言をした程度で、なくしてその先どうなるかまで見えてるわけじゃないでしょうけど。

ただ、舛添さんは知らないだろうけど（笑）、日雇い派遣って、庶民にはすごく助かるものでもあるんですよね。
「明日は働ける」とか「給料日までもたない！」とかいうとき、すぐ探してすぐ働けるから。

問題なのは、毎日働いて安定した収入が必要なのに派遣でしか働けない場合。
低賃金なのに加えて、働いても働いても保障がないこと。
大幅にピンハネされていることへの虚しさ…。
それに、「必要な人数の１人」として扱われるだけで、「自分が役に立ってる」とか「必要とされている」とかという実感が全く湧かないし、「頑張って会社に利益を！」という士気も上がらないこと（←全てがそうじゃないと思うけど

１人でも多く、安定していて、自分の存在価値が感じられる仕事に就けること。
絶対にそうなってほしいです。